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最近カール・フレッシュの本にはまった。
自伝といえども、とても客観的にかかれていて、一つ一つの事柄についてや人物についても、きちんと分析に基づいた判断が下されているので、読者にとっても気持ちのいい読み物になっている。
ヨアヒムらが生きていた時代の音源を聴く事は出来なくても、この本を読むと、ヴァイオリンのテクニックが当時まだ確立されていなかったことを理解できる。また、実際そのことによって、フレッシュ自身もパリに出るまでは(最初はウィーンにいた)先生探しに苦労したようだ。

当時のバイオリン人口や、クラシック音楽の社会的な位置は、現代とは異なるが、それでもヴァイオリンを学ぶ環境は、全てベストな状態で整ってはなかったのだ。
ヴァイオリンが当時のジプシー奏法から抜け出せたのは、ドントやセヴィシック、フレッシュなどによってテクニックを分析しながら習得する方法が展開されたからである。

ここからは私の悲観だが、それがオイストラフ、パールマンなどの巨匠に受け継がれ、現代につながっているはずなので、現代がピークにいると考えても良さそうなのに、どうしてこんなことになっているのだろう>_<


この本、実は買うと7600円ぐらいしてしまう。
でも便利な時代なので
■■■こういうところに行けば

いつでもどこでも読めるのね。私も頑張って100ページまで読みおえたけど、紙と違ってちょっと目が疲れる。そのかわりにいくらでも大きくなるので、老眼の人には良いね~♪
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