・Georg Kulenkampffのチャイコンとドヴォコン。日本では全く知られてないけどとても美音なヴァイオリニスト。
・Jacques Thibaudのバッハ、ヴェラチーニのソナタその他もろもろ。しかし実家に既にあることが先ほど判明( ´△`)
・Veronica Jochumのモーツァルトとシューマンのコンチェルト。指揮者Eugen Jochumの娘さん。良いピアニストなのだと思うけど、でもやっぱLipatti聴いた後だとあまり。。。
前回行ったのが夏休みだったから半年ぶり。さすがに中身も目新しいものばかりになっていました。
今回の収穫は
・Budapest Quartet
ベートーヴェンのop.18 no.3 op.59 no.2ラズモフスキー
ブラームスの2番と3番
・Dinu Lipatti
4枚セットのもので、彼の短い生涯の中の殆どのレコーディングが入っています。今聴いていますが本当に素晴らしいです。
・Nikita Magaloffのシューマン
・Joseph Szigeti のブゾーニのヴァイオリンソナタその他。ピアノはClara Haskil
・Arthur GrumiauxのブラームスとビュータンのBallade et Polonaise
・Paul Tortelierのチャイコフスキーのロココ変奏曲その他
・David Oistrach とIssac Sternのヴィヴァルディの2台のヴァイオリンのための協奏曲
実はこの第三楽章には2つヴァージョンがあって、先生曰く知られていないヴァージョンのほうがずっと良いということだったので探していたのです。CDのジャケットや中のリーフレットを見てみても何一つヴィヴァルディに関しての情報が載っていなかったし一緒に入っているシューベルトの八重奏は既に持っているので、賭ける思いで買ったらコレだった!!めちゃくちゃ嬉しい~~
聴いてみたら他の楽章も大分変っていますが、何よりも演奏が言葉では表せないほど素晴らしいです。
因みにこのCD先生も探している物の一つなので、あげることにします。(もちろん最高品質でコピーしてから)
欲しい方、tower.jp/item/2299354/Schubert:Octets-Vivaldi-:Concerto-for-2-Violins-Op-3-8-(1950):David-Oistrakh(vn)-Vladimir-Sorokin(cl)-etc で是非買ってください。
考えてみたら、リパティ、マガロフ、シゲティ皆ジュネーブに関係している人。やっぱ地元人という意味で他の人よりも親しまれているのかしら
私のお気に入りのメトロノーム♪
これがついに電池切れ(>へ<)液晶は一週間前ぐらいから薄くなっていて、上から目をひらぺったくして見ていたのですが、ついに昨日見失いました。音もビ!ビ!って壊れた鳥の音しか出ないし。
このメトロノーム、裏にねじが付いていて電池換えるには特別小さなドライバーで扱わなければならないのです。日本では電池も交換してくれる時計屋さんに通っていたのですが、こっちではどこ行けばいいんだろって友達に聞いたりしてたのだけど、
ある友人は"新しいの買ったら?"だってさ。使い捨てじゃないのに…
そこでアレックスに聞いたら"僕そのドライバー持ってるから明日持ってきてあげるよ!"
だって。
アレックス便利ーーヽ(^◇^*)/ ありがとう!
しかし
今日のレッスンで、新しく届いたガヴィニエとべリオのエチュードを『これめっちゃ難しいんだよぉ』とか言いながら、ほいほい2曲もらっちゃったし。。。ヴァカンス明けには恐怖のレパートリー大会があるとか、(楽譜全然ありません ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ)
やるっきゃないね。
昨日は面白い展示を見てきた。Musee D'ethnographie de Geneve(ジュネーブの民族博物館) の Villa Sovtica(ソ連の別荘と言う意)である。
もともとこの博物館の建物が地下一階、三階建ての普通の家を使って運営されているので、このようなタイトルになっているのだと思うが、私はごく一部の人にしか味わうことの出来なかった、豪華絢爛たる貴族の暮らしぶりを垣間見る気持ちで期待して行った。
がしかし全く違った。
展示は4つの部分に分かれている。
第一部はソ連時代の普段の生活に使っていた、食器、子供のおもちゃなどが無造作に置かれている。しかし、それは私たちが普段目にするものと何も変わらない。ニヨンのセカンドハンドショップやがらくた市場そのままである。正直言って私はがっかりした。(昨日は無料であったが)入場料を払ってまで見る必要があるのだろうかと。
第二部は9人のコレクターによる展示である。何を集めたかと言うと
Cheburashka人形(耳がやたら大きいキャラクター人形)
レーニンのバッジ
クリスマスの飾り
電動かみそり
紙の着せ替え人形の服 等である
どれも1つのショーケースに収まる程度のもので、収集癖のある人が、あらゆるビールのビンの栓を集めました的な印象を与える。いずれもソ連時代に製造されたものであること以外に、それぞれのコレクションに全くの関連性はない。
第三部の一部屋にはラジオがぽつねんと置いてあり、そこから拍手が絶え間なく流れている、少し不気味な空間だ。他の部屋へ行くと、これまたがらくた的な家具が、天井近くまである大きな白い布に四方を囲まれていて、近くに脚立が設置されている。見たい人はこれに登れということだ。またその次の部屋には、車のショールームのような部屋いっぱいのショーウィンドーの中に、荷物がパンパンに入った旅行かばんが一つ置かれている。
第四部は毎週ワークショップをやっているらしく、そこでできた作品を随時展示していくという参加型になっている。
さて、この展示は何を言いたいのだろうか。私は判然としない気持ちで外に出た。因みにこの庭から見るジュラ山脈の景色は素晴らしい。
一つ気付いたのが、これほど博物館の学芸員の趣向が表に出る展示は見たことがないことである。あったとしても「~の世界」とか個展であって、このような具体的なタイトルではやらない。
逆に"展示"すること自体の意味を問いかけているのではないかと思った。
なぜ人々に分かりやすく、納得のゆく物だけが展示されるのかと。
要するに最初の部分で来館者ががっかりすることも、今ひとつ趣旨が見えない展示方法も、この学芸員にとっては全て計算済みなのである。展示方法も、"これはいつどこで、どのように使われてました"という事実よりも、"物そのものを生かす"方法をとっている。
ただのコレクションでは物が錆びた過去のものになっているが、それを主人の自慢のコレクションに見せるだけで、生き生きしてくるし、脚立に登って見るのも天井裏を物色しているようで楽しい。
今回いかに自分の先入観が固執しているか教わったと同時に、普段の展示が人々に分かりやすく思った通りのものが、想像通り美しく陳列されているか、物の生かし方を改めて考えるきっかけとなった。
そして学芸員がその立場を通して、何かを自由に表現している姿は素晴らしいと思った。
"How to transmit weight through fingers without adding pressure" という話題になった。考えたこともないわけではないけれども、実際に人に説明するのは感覚の問題でもあるので、厄介だ。袋を使って重さを感じることや、指を使わずに弓を持つ方法などなどいろいろ試してみたけれども、彼にしてみれば
ダウンの場合は重力が働くので、自然に力を入れなくても"落ちる"感覚は分かる
しかし
アップの場合は重力に逆らい、重さを感じつつ恣意的に上げなくてはならない、なんて不自然ではないか!?
と言い出すのです。
まあね。そー言われてみればそうなんだけどさ
そんなこんなしているうちに、ガブリエル君とマテイ君が入ってきて手助けしてくれた。ありがたや
んで、ディスカッションは呼吸法に移り、どれだけヴァイオリンを持った瞬間に不自然な操り人形になっているかと、それぞれの経験を通じて話し合った。結局三人寄れば文殊の知恵と言われるように、サウル君は呼吸法に納得したようだ。
この生活が後2ヶ月弱だから思うのかもしれないが、こんなことを話せる貴重な仲間がいるのが非常に尊く感じた。またそれは今それぞれが一所懸命に取り組んでいる証拠でもある。
正味一時間、楽器の話からなぜかフェラスの話までしまくったので、部屋はマテイ臭とよく分からない男臭さで充満してしまった。生乾きだった私の髪の毛が被害者である
サウル君とはベネズエラ人の同い年の子で、ごくたまに、(先生がいらっしゃらないときなど)ヴァイオリンのことで聞いてきます。
この前の彼の疑問が、E線でソファソミ ソファソミとか弾くときに、どうしてもその開放弦のミがキンキン鳴ってしまい、耳障りだと言うのです。
弦変えたらぁ~?
って口から出るのを我慢して、弦は丸く出来ているのに、あたかも平たい麺を弾いているようにしたら、そりゃそう鳴るわさって言っといた。まだ他の音のように押さえてたら分かりにくいけど、開放弦は何もしなくてもなっちゃうから、それだけ精度が求められるのかも。
納得したかどうかは知らないけど・・・あ~難し。
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